第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート最終章~ブームを超えて~

今年も日本最大の本格焼酎・泡盛フェスティバルは無事に幕を閉じました。私は前回初めて参加したので、まだ2回目の新参者です。しかし、去年と今年は明らかに様子が違っていることが実感が出来ました。蔵元の集合写真
2006年のこのイベントは熱狂的な本格焼酎ブーム、いや鹿児島焼酎ブームが去りつつある最中に開催されました。宴の後に到来したものはブームでムーブメントに乗った銘柄を崇拝する状況です。昨年の横浜では一部のブースに大行列が出来て、試飲可能な有名本格焼酎の前で争奪戦が繰り広げられました。もちろん全体としては本格焼酎・泡盛ファンが集っていましたから全体を呑んで回る人々もいました。しかし、一方でお客様のほとんどいないブースや「芋でも黒糖でもないからいらない」と差し出した本格焼酎を呑んでくれない事態まで起こっていたのです。

鹿児島焼酎ブームは間違いなく去りました。もともとこのBLOGは、「清酒と本格焼酎は、日本文化を象徴する国酒であり、文化そのものである」というスタンスで始め、そして、本格焼酎が単なる商材ではなく日本の文化の一部なんだ、ということを何とかして皆さんに伝えられないか、という思いを込めて書いてきたのです。「今年は大選集の全ブースを紹介する」と話したところ、知人からは「横浜焼酎委員会の会員でも大選集のスタッフでもないのにそんなに一生懸命にならなくてもいいんじゃないの」といわれましたが、これもそんな思いから勝手に自己満足でやっていることです。もちろん、本格焼酎は商材です。これは間違いない事実です。商材としか見ないならば当然売れる銘柄しか扱わないというのは当たり前のことでしょう。東京の某チェーン焼酎居酒屋のように本格焼酎を商材としか見ていない店もそれは資本主義の渦中では当たり前のことです。また、消費者が一部のブースにしか行かないという行動を取るのも至極当然のことといえます。経営学部卒でマーケティングを専攻していた私にとってはそれは良く理解している事柄ではあります。でも本格焼酎と泡盛が全体として良くなっていって欲しいと願うもう一人の私はそれをとても是と出来る心境にないのもまた事実です。

今年に入っても私の見える範囲では有名銘柄や芋焼酎に人々が集中する状況が散見され、正直なところ、このブームがまいた種はブームに乗った一部銘柄以外では芽を出すことなく枯れ果ててしまうのだろうか、このままあがいていてもだめなんじゃないか、と少しあきらめの気持ちが出始めていました。そして、「横浜大選集の参加蔵や参加者はもしかしたら去年より減るかもしれない。なぜならばこのイベントは蔵から見れば直接は商売に一切結びつかない、呑み手から見れば聞いたこともない銘柄しか並ばない、単なる盛大な呑み会だから。」とさえ思う自分がいたのも事実です。


しかし、今回の横浜は違いました。なんにも商売に直結しない盛大な単なる呑み会に昨年よりも多い40もの蔵が集まったという事実。そして銘柄に惑わされることなく「おっ焼酎いいじゃん、色々呑んでみようか」という気軽な気持ちで来たお客様が如何に多かったか。

杜の蔵さんの強烈な粕取り焼酎を呑んで「うわこれ臭いねー」などといいつつ「もう少しこれ呑んでいい?」とおかわりをされるおじさま。柳田酒造さんで「赤鹿毛って名前きれいね、麦なんですか、呑んでみようかしら、ちょっともらえます?」ととても嬉しそうな顔して口を付けられたおばさまたち。宮原酒造さんのブースでは「へぇ新島にも焼酎があるんですか!」と感嘆の声を上げて嬉々として味わいを試していた私と同い年くらいの男性。「ラム酒は焼酎じゃないじゃないの」などと悪態を付きつつものすごく嬉しそうにグレイスラムさんでコルコルを舐めていたおじさま。「こんないい酸味の麦焼酎なんてあるんですね!」と南酒造さんの新商品を嗜んでいた男性。「麦ってこんなに濃厚なのか、いや芋しか呑んだことがなかったのは勿体ない」と渡邊酒造場さんのブースで天を見上げていた初老の男性。常徳屋酒造場さんで「大分の麦焼酎っていいちこ二階堂だけじゃないんですね、ほかにもこんなに味わいがある焼酎があったんですね」と驚いていた若い女性。初めて呑んだという比翼鶴酒造さんの焼酎を蔵の方でもないのに「これ美味いよ、呑んで呑んで」と近くにいた人に薦めまくっていたおじさん。等々……。今回は写真を撮るために全てのブースを見て回りましたがどのブースも「新しい焼酎を呑んでやろう」「今まで知らなかった泡盛を味わってやろう」という人々で大変に盛り上がっていたのです。

本格焼酎と泡盛は、一時期の一部銘柄に偏ったブームを超えて、新たなムーブメントを迎えているのではないかと思います。きっとこれは蔵元の皆様が逆風にめげることなく地道に歩み、それを理解している酒販店さんと料飲店さんが呑み手に蔵の意志を伝えた賜物だと思います。芋に比べて泡盛・麦焼酎・米焼酎・粕取焼酎はまだまだ厳しい時期が続くと思います。しかし、あれだけ「焼酎をなんでも呑んでやろう!」という熱い人々が集うイベントがあったのです。本当の本格焼酎・泡盛ムーブメントはこれからだと思います。

こんな盛大なイベントを作り上げて下さった横浜焼酎委員会の皆様にただ感謝感謝です。そして、最後まで読んで下さった皆様ありがとうございました。
来年、横浜で是非とも皆様とお会いできることを楽しみにしています。来年も横浜で乾杯!

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート13~神奈川~

40蔵のラストは地元神奈川県から参加の2蔵です。

1.久保田酒造
久保田酒造
清酒「相模灘」を醸されている久保田酒造さんは正調粕取焼酎「喜楽」を並べていました。毎年必ず正調粕取りを仕込まれている貴重な蔵の一つで正調ならではの独特の香りと甘い味わいは本当に美味しいです。是非とも一回味わって頂きたい焼酎です。

2.黄金井酒造
黄金井酒造
近年は「さがみビール」で知られる黄金井酒造さんですが、粕取焼酎もつくられています。そして今年神奈川県内の蔵としては初めてとなる米焼酎「弥太郎」を7月から販売されるということで熱心に薦めていらっしゃいました。私も少し頂きましたがまろやかでいてしっかりコクもあるという米焼酎でした。


40蔵を全てご紹介致しました。去年とは大きく変化した今年の雰囲気と全体的な感想を書かせて頂きまして、連載の最終回といたします。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート12~高知・新島・八丈島~

九州から南東方向へ進みまして、四国・高知の1蔵と伊豆諸島の2蔵をご紹介します。

1.無手無冠
無手無冠
栗焼酎「ダバダ火振」が東京でも人気の無手無冠(むてむか)さんはダバダ火振のほか、「四万十大正」も出しておりました。四万十大正は今回初めて呑ませて頂いたのですが、ダバダ火振を濃厚にした甘さがあって、栗の美味さがぎっしり詰まった美味しい焼酎でした。

2.宮原酒造
宮原酒造
伊豆諸島・新島から5回目の参加は「嶋自慢」の宮原酒造さんです。口に含むと麦の香りがしっかりと舌にのり、そのあとの余韻が優しい麦焼酎の他に今年は純米焼酎もお持ちになっていました。少し頂いたのですが、米の甘さが楽しめる焼酎に仕上がっておりました。

3.樫立酒造
樫立酒造
「島の華」の樫立酒造(かしたてしゅぞう)さんは八丈島の蔵元です。ウイスキーで使われる銅製のポットスチールから生み出される麦焼酎は、麦そのものがそのまま焼酎になっていることを十分に味あわせてくれます。今年も味わいを存分に楽しませて頂きました。


さあ、次回がラストです。40蔵の最後は地元神奈川県から参加の2蔵をご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート11~長崎壱岐~

麦焼酎発祥の地、長崎県壱岐市から参加の3蔵です。

1.壱岐焼酎協業組合
壱岐焼酎協業組合
長岡秀星氏の印象的なイラストでおなじみの「壱岐っ娘」を携えての横浜入りは壱岐焼酎協業組合さんです。主力である壱岐っ娘の他に「大祖」や花酵母の焼酎も持ってこられていました。花酵母は東京農業大学の花酵母研究会と連携しながらの仕込みをされているそうで大変に香りが華やかで美味しい焼酎でした。

2.重家酒造
重家酒造
重家酒造さんは「ちんぐ」が代表銘柄です。「ちんぐ」とは親友を意味する方言とのことでした。麦の香りが華やかで会場ではロックで頂きましたが濃いめのお湯割りでゆるゆると呑むと落ち着けそうな、そんな味わいの麦焼酎でした。

3.天の川酒造
天の川酒造
今回初参加の天の川酒造さんは「天の川」を持ち込まれていました。しっかりと寝かしたあとに満を持して出荷しているというその焼酎は落ち着いた風味がして麦とは思えないような甘い味わいがしました。


この連載もいよいよ九州を離れます。壱岐から南東へ移動して高知から参加の1蔵、そしてそのまま一気に南東の海上へ進み伊豆諸島から参加の2蔵をご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート10~福岡~

九州も北部までたどり着き、今回は福岡の蔵元3蔵です。

1.ゑびす酒造
ゑびす酒造
「らんびき」を持参しての参加はゑびす酒造さんです。少なくとも3年は寝かせてから出荷するという麦焼酎は口に含むと濃厚な香りが漂います。そして甘さが口いっぱいに広がり納得の逸品なのです。そしてそれを酔った勢いで蔵の方に話したところ「昨年と同じくべた褒めして頂きありがとうございます」とお礼をいわれてしまいました(笑)

2.杜の蔵
杜の蔵
粕取り焼酎をメイン商品に据える蔵元としては唯一の参加が杜の蔵さんです。代表的な銘柄は柔らかい「吟香露」ですが、私はレギュラー酒である「常陸山」を頂きました。がつんと来る香り、そして濃厚な甘さ、後味のキレ。正調粕取焼酎ならではの味わいは焼酎通を自負するのでしたら是非一度試して頂きたい味わいです。

3.比翼鶴酒造
比翼鶴酒造
比翼鶴酒造(ひよくつるしゅぞう)さんは、今年も黄麹で醸した「不比等」を携えて横浜へ参加されました。清酒蔵でも米焼酎は白麹や黒麹を使用することが多いのですが、清酒と同じ麹を使用している米焼酎は清酒のように華やかで薫り高くとてもまろやかです。今年も見事なおいしさでした。


九州で残るは長崎・壱岐焼酎となりました。次回は壱岐焼酎の蔵元をご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート9~大分~

今回は大分の蔵元をご紹介致します。大分麦焼酎を醸す4蔵です。

1.藤居醸造
藤居醸造

代表銘柄である「泰明」を持って写真撮影に応えて下さった藤居醸造さんは4回目の参加です。昨年初めて泰明を呑ませて頂いて麦焼酎の香りの芳醇さとどっしりとした味わいの深さに非常に感動しました。今年も味わいは変わらず、美味しい麦焼酎でした。

2.常徳屋酒造場
常徳屋酒造場
「常徳屋道中」などを携えての横浜参加は常徳屋酒造場さんです。去年私が何杯も呑んでしまった柔らかくふくよかな味わいを持つ麦焼酎は今年も健在でした。かつては清酒蔵だったとのことですが、その技術を生かして今は麦焼酎専業で仕込まれています。今年創業100年を迎え、今後が楽しみな蔵です。

3.久家本店
久家本店
「常蔵」が代表的な銘柄である久家本店さんですが、今年が2回目の横浜参加です。2回目とは思えないくらいなじんでおられました。相変わらず優しいそれでいて折目正しい麦焼酎は健在で今年もおかわりを頂いてしまいました。

4.南酒造
南酒造
今年横浜初参加の南酒造さん、「とっぱい」という銘柄名は知られた存在です。薫り高いとっぱいのほかに地元限定という「喜納屋」(きのや)も持ってこられておりましたが、こちらは酸味があり、麦焼酎のイメージを覆す味わいでした。都市圏では未発売とのことですが、機会があればぜひともじっくりと呑んでみたいそう思わせる逸品です。


大分からはさらに北上致しまして次回は福岡の蔵元をご紹介致します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート8~熊本球磨その2~

熊本県・球磨焼酎の後編です。今回は3蔵紹介します。

1.繊月酒造
繊月酒造
「繊月」「峰の露」でおなじみの繊月酒造さんは代表銘柄の他に今年も繊月大古酒を持参されていました。プレミア銘柄を高いお金を出して買うのならば同じお金でこの大古酒をぜひ買って呑んで欲しい、そう思わせる味わいは今年も健在でした。

2.堤酒造
堤酒造
「武士者」(むしゃもん)の堤酒造さんは今年も多くの方が試飲に来ていました。武士者という銘柄名に引かれて立ち寄る方も多く、「球磨焼酎ってこんなに繊細ででも大胆なおいしさなんだね」と興味を示した方も多かったようです。

3.常楽酒造
常楽酒造
様々な銘柄を持たれている常楽酒造さんはそれらの中から厳選したものを持ち込まれていました。色々な銘柄を見て飲み比べをした方々は球磨焼酎がこれほどまでに変化するのか、ということに驚かれていたようです。


次回は熊本県から北東へ移動して大分県の蔵元をご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート7~熊本球磨その1~

熊本県から球磨焼酎の蔵元が6蔵参加です。熊本も2回に分けてご紹介します。

1.寿福酒造場
寿福酒造場
「武者返し」「寿福絹子」を醸造している寿福酒造場さんはご家族総出での横浜参加となりました。手前で他のお客様に熱心に説明されているのが球磨焼酎で唯一の女性杜氏である寿福絹子さんです。いつお話をさせて頂いても大変に熱心に色々なことを教えて下さいます。ファンの方も多いようで開催中は常に周りに人が集まっていました。

2.那須酒造場
那須酒造場
酒造場の名前はご存じなくても「球磨の泉」という銘柄名を聞けばご存じの方も多いでしょう。球磨焼酎の中でもこの銘柄名をご存じの方は多く、会場では「こちらがあの球磨の泉をつくっているんですね!」などという感想を蔵の方に話している人もいらっしゃいました。

3.木下醸造所
木下醸造所
木下醸造所さんも蔵の名前ではぴんと来ないかもしれませんが「文蔵」「文蔵さんの梅酒」の蔵だといえばご存じの方も多いと思います。今年も文蔵は安定したおいしさで気持ちをなごませてくれる味わいでした。文蔵を初めて呑まれた皆さんもにこやかな笑顔でした。


次回は球磨焼酎の蔵元を引き続きご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート6~宮崎その2~

宮崎から参加した蔵のご紹介ですが。後半は3蔵ご紹介致します。

1.松露酒造
松露酒造
「松露」「心水」(もとみ)を醸造している松露酒造さんは代表銘柄を携えての横浜入りです。いつも呑んでいる方から「心水」という銘柄の読み方を聞く初心者の方まで大変なにぎわいでした。

2.柳田酒造
柳田酒造
柳田酒造さんは代表銘柄の「赤鹿毛」の他に今年試験販売された「青鹿毛」も持参されておりました。赤鹿毛という名前を見て立ち寄られる方も多く、普段は麦を呑まないという方々が試しに呑んで会話をされるというやりとりもあったくらいです。

3.京屋酒造
京屋酒造
京屋酒造さんといえばやはり印象的な容器でおなじみの「甕雫」が代表銘柄だと思います。様々な特徴を持つ本格焼酎を醸されている京屋酒造さんですがやはり甕雫に注目が集まっており、次々とコップが差し出され皆さんが美味しそうに呑んでいる様子が印象に残っています。


宮崎のご紹介の後は西へ移動しまして、熊本県・球磨焼酎の蔵々をご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート5~宮崎その1~

宮崎からは7蔵の参加でした。前半は4蔵ご紹介致します。

1.古澤醸造
古澤醸造
古澤醸造さんは「八重桜」が代表銘柄です。一壷春やジョイホワイトで醸された「ひとり歩き」もよく知られています。皆勤賞の蔵ということもあり、初回からイベントに参加している人からこの日始めて知った人まで色々な方がブースであれこれ語らっていたのが面白かったですね。

2.渡邊酒造場
渡邊酒造場
渡邊酒造場さんは「旭萬年」が代表銘柄です。今回の横浜では旭萬年の白黒の他、無濾過、麦など色々な銘柄を持参されていました。芋は呑んだことがあるけど麦はないという方が興味深げに味わっている様子なども見受けられました。

3.宮田本店
宮田本店
最近東京でもよく見掛けるようになった「日南娘」(ひなむすめ)を代表銘柄に持つ宮田本店さんはやはり東京でよく見掛けるということでどんなものだか呑んでみたいという方が多くブースを訪れていたように見えました。

4.小玉醸造
小玉醸造
「杜氏潤平」を代表銘柄とする小玉醸造さんは「杜氏潤平」と「潤の醇」を持ち込まれていました。杜氏潤平の美味さを知る人が多くブースを訪問されており、蔵の皆様は大変に忙しそうに動いていらっしゃいました。


次回も宮崎で残りの3蔵をご紹介致します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート4~鹿児島~

鹿児島からの参加は5蔵が参加されていました。なお、国分酒造さんもブースのお写真を撮らせて頂いたのですが、私の腕が良くなく、完全なピンぼけとなってしまいまして、お写真がありません。撮影にご協力頂いたのに本当に申し訳ありません……。

1.国分酒造
国分酒造さんは「いも麹芋」をメインに据えて参加されていました。いも麹芋は東京でもよく呑まれている焼酎なのでよくご存じの方が蔵の方と話をしたくて立ち寄られているようでした。皆さんが本当に嬉しそうに話をされていたのが印象的に残っています。

2.佐多宗二商店
佐多宗二商店
写真で蔵の方が手に持たれている「角玉」を初めとするラインナップを勢揃いさせていた佐多宗二商店さんもやはりいつも呑まれている方が多く訪れていたようです。美味しい焼酎を醸されているということはブースで話をしている皆さんの笑顔から良く判ります。

3.大海酒造
大海酒造
「海」や「くじらのボトル」で都会でも人気の高い大海酒造さんは今年も自慢の焼酎を数々揃えての参加です。初心者の方もブースへ来られていて、海のロックを大変美味しそうに飲まれていたのが印象的でした。

4.大石酒造
大石酒造
「鶴見」、「蔵純粋」、「莫祢氏」、「がんこ焼酎屋」と名だたるラインナップをひっさげて今年も社長自ら横浜へいらっしゃったのが大石酒造さんです。私ごときが説明せずとも焼酎ファンならば皆さんよくご存じの焼酎は今年も大変に美味しかったです。

5.八木酒造
八木酒造
2006年から参加の八木酒造さんはブースの飾り付けを大変熱心にされていました。場内では八木酒造さん提供の団扇を片手に焼酎を呑む様子も見られ、八木酒造さんがこのイベントを大変に大切に思われている様子が感じられました。


鹿児島から北上を続け、この後は宮崎の蔵を2回に分けてご紹介致します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート3~沖縄泡盛・ラムその2~

沖縄の泡盛蔵とラム蔵をご紹介する後編です。

1.神村酒造
神村酒造
「守禮」で知られる神村酒造さんは度数や熟成年度の違う様々な泡盛を持ってこられていました。老麹(ひねこうじ)でつくられた泡盛はどっしりとした味わいです。奥行きがあるので私個人としてはお湯割りで飲みたい感じの泡盛だと感じました。

2.(資)比嘉酒造
(資)比嘉酒造
FOODEXでもお話をお伺いできた「まさひろ」「島唄」を醸している合資会社比嘉酒造さんは初参加となる横浜でもメイン商品である「島唄」を持ってこられていました。さらに我が家で大好評であったストレートタイプの「まさひろもろみ酢」も試飲できるという力の入れようです。やっぱりこのもろみ酢は美味しいですね。

3.(有)比嘉酒造
(有)比嘉酒造
こちらもFOODEXでお話をさせて頂いた、有限会社比嘉酒造さんです。「残波」はやっぱり安定して美味しいですね。横浜は初参加でしたが、よく見掛けることもあって飲みに来ている人も多いように見えました。

4.グレイスラム
グレイスラム
泡盛や本格焼酎と同じ国産蒸留酒ということで今年も参加されたグレイスラムさんは「COR COR」を携えての参加です。黒糖焼酎の作りから米麹を外すとラムが出来ます。実はラムと本格焼酎はそれくらい作りが似ています。そんなお話を今年もお伺いすることが出来ました。


さて、沖縄の7蔵はこれで全部ご紹介しました。次は九州へ上陸しまして、まずは鹿児島の5蔵を一気にご紹介致します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート2~沖縄泡盛その1~

まずトップバッターは沖縄の泡盛蔵とラム蔵を2回に分けてご紹介します。

1.八重泉酒造
八重泉酒造
石垣島にある八重泉酒造さんは代表銘柄の「八重泉」をひっさげての参加でした。八重泉は豊かな香りが特徴で、さらに呑みやすく、泡盛初心者の方にもうってつけだと思います。私がまたこれほど本格焼酎にはまる前にサークル顧問をしていた教授の家で泡盛を呑ませてもらったのですが、そのうちの一本がこの八重泉でありました。つまり生まれて初めて飲んだ泡盛ということになります(笑)

2.久米仙酒造
久米仙酒造
foodexにも出展されていた「久米仙」を製造している久米仙酒造さんは当然「久米仙」を前面に出していました。久米仙さんは写真にもありますが、甕まで持参しての参加です。甕から注いでもらった泡盛は本当に美味しかったです。

3.忠孝酒造
忠孝酒造
「忠孝」「仁風」をひっさげての登場は2回目となる忠孝酒造さんです。私がブースへ寄らせて頂いた時間帯は人が多かったのでちょっと舐めさせて頂く程度でしたが、自家製の甕を使用して熟成したという泡盛は他社さんよりもまろやかで大変に美味しい泡盛でした。これで長期間熟成させたらと考えると……時が必要とはいえ早く飲みたいです(笑)


次回は泡盛蔵の残りとラム蔵をご紹介します。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集レポート1~序章~

2007年6月23日に横浜焼酎委員会が主催した日本最大の本格焼酎・泡盛イベント、「第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集 ~ じっくり、のんびり焼酎散歩 ~」が開催され、1000人を超える呑兵衛が横浜・大さん橋ホールへ大集結しました。他のイベントは料飲店や酒販店さんが主催していることがおおく、また他の酒類では業界団体主催などというものもあります。しかし、このイベントは一介の飲兵衛が集まって開催しているもので、本格焼酎・泡盛業界最大のイベントはそのまま飲兵衛が主催するイベントとしても日本最大のイベントなのです。このイベントは楽しくお酒を飲もうという趣旨なので、料飲店や酒販店と蔵の商談は一切禁止です。直接商売に結びつくことがないイベントにもかかわらず、日本各地から40もの蔵がやってきたのです。

このBLOGでは、商売抜きで本格焼酎・泡盛ファンとの交流を楽しみに来て下さった40蔵全てを何回かに分けてご紹介しようと考えております。素人の撮影した写真なのでピンぼけや撮り漏らしもあって完全な姿ではありませんが、なるべく会場の臨場感をお伝えすべく、写真付きでご紹介させて頂きます。

第6回本格焼酎・泡盛横浜大選集

さあ、今年も本格焼酎・泡盛横浜大選集の季節です。私が知る限り、酒販店でもなく、飲食店でもなく、卸売りでもなく、業界団体でもない単なる一飲兵衛が主催する酒類関係のイベントとしては日本最大級だと思います。また、本格焼酎関係のイベントとしても日本最大でしょう。このイベントだけは何があっても参加するという蔵元も多く、大変に盛り上がります。他のイベントが鹿児島のいも焼酎・黒糖焼酎を醸す蔵を中心としているのに対して、壱岐・球磨・伊豆諸島・宮崎・地元神奈川の蔵元も多く参加しており、偏りのないイベントとなっています。去年はついに国産ラム酒の蔵元も参加され、さらなる広がりを見せました。

私は今年も参加予定です。皆さんも時間が上手く合えば是非参加してみてください。作った人の話を聞きながら呑む本格焼酎・泡盛の味わいは格別です。詳細は以下の通りです。


【開催日時】2007年 6月23日(土)14時30分開場、大試飲会15時~17時
【会場】横浜港国際旅客ターミナル大さん橋ホール
【参加費】前売5000円、当日6000円
【チケット販売場所】5月12日より以下の場所で販売
1.有隣堂
伊勢佐木町本店横浜駅西口ザ・ダイヤモンド店ルミネ横浜店ランドマークプラザ店川崎BE店の各店舗
2.チケットぴあPコード 609-338