風評被害対策は地道な検査と広報が一番という見本(日本酒輸出量過去最高更新)

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リンク:日本酒:昨年輸出量、過去最高 原発事故で一時規制→検査で安心感広がる - 毎日jp(毎日新聞)

福島第一原発の事故があり、日本産品が諸外国に売れなくなった2011年でしたが、なんと日本酒は輸出量が史上最高を更新した、というニュースです。
もちろん、この数年続く、海外における日本酒ブームの影響があるとはいえ、この状況の中で過去最高を更新というのは大変なものです。以前の記事でも触れたように国内でも風評被害に惑わされ、検査をして理解をもらう方向ではなく、芋の入手先を買えることでかわそうとする蔵すらある中で日本酒の各蔵元は検査結果を地道に伝える努力をし続けたことによってこの状況を作り出したわけです。今までの関係は無視して変えてしまうこと事態を良くしようとする蔵と今までの付き合いは変えずに地道に理解してもらうことで事態を良くしようという蔵、このことは数年後、十数年後に大きな違いになって表れてくるでしょう。

今回の状況を作り出した関係各位の努力に深く頭を下げたいと思います。

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