SUNTORY PRESENTS シングルモルト&ミステリー10周年×日本推理小説作家協会60周年 特別企画 シングルモルト歴代チャンピオン大会

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既に5日も前のことになってしまうのですが、5月29日にModern Syntaxの筆者であるモダシンさん経由でサントリーからご招待頂いた「SUNTORY PRESENTS シングルモルト&ミステリー10周年×日本推理小説作家協会60周年 特別企画 シングルモルト歴代チャンピオン大会」へお邪魔して参りました。
1998年から推理作家がサントリー山崎蒸留所で毎年開かれているイベントで今年は10周年ということもあり、東京・品川インターシティホールで開催されました。
まず前半はトークショーで、ウイスキーに関するこだわりや最近書いている小説、近況などをざっくばらんに話してくれました。推理小説作家というと人嫌いで無愛想なんていうイメージもありましたが、皆さん大変にトークが面白く、そしてこだわりがあることが判ります。実際に当日審査をするということでその準備をしている間は休憩時間が設定され、後半に公開審査、そしてサントリーのチーフブレンダーによる総評を交えながらのトークショーと相成りました。イベント自体は報道にもあったように新宿鮫シリーズで知られるが優勝しました。インタビューの様子を後から拝見していたのですが、大変な喜びようでした。以下大沢氏の談話です。
「今までは使用したことのないスモーキーフレーバーを持った原酒が今年は大変に美味しかったのでこれを25%使用してみた。この原酒に胸を借り全てをゆだねる気持ちだったのだが、原酒のいいところを残しつつ、スモーキーさを殺すために甘めの原酒で全体的に調和を取るようにしてみた。8年やっているが大変に奥が深く、今回選ばれたのは大変に嬉しい。」
既に
サントリー山崎蒸留所blog 2007年「シングルモルト&ミステリー」チャンピオン決定!
dh’s memoranda ウイスキーの「謎」
Modern Syntax 「シングルモルト&ミステリー10周年 シングルモルト歴代チャンピオン大会」に行ってきました。
ミズタマのチチ: ピヨピヨ 人気推理作家の作る謎の味わいは? サントリー、シングルモルト&ミステリーチャンピオン大会。
WADA-blog サントリー シングルモルト&ミステリー「謎2007」
などにトークショーの中身に関して詳細が出ているので、そちらに譲るとして、このBLOGは酒つながりということで、休憩時間に「試飲」として提供された4種類のシングルモルトについて詳細を上げます。
休憩時間に提供されたシングルモルトは以下になります。
サントリー山崎12年
サントリー白州12年
スコッチ ザ・マッカラン12年
スコッチ ボウモア12年
試飲はロックで提供されたので全てロックで呑みました。
初めて呑んだスコッチ2種ですが、まずボウモア12年を頂きました。大変にスモーキーで口の中が燻されているような感じさえ受けましたが、それでいて後味がすっきりと抜けていくので呑みやすいウイスキーであると感じます。マッカラン12年のほうは口当たりは柔らかく甘い感じがいますが、のどへ通すとすっきりと切れていっていつまでも甘い感じが残らないウイスキーで、これはこれでおいしいと思います。
日本を代表するウイスキーである山崎12年は昔から結構好きで呑んでいるウイスキーなのですが、柔らかい香りとともに甘い味わいが口の中に広がる美味しいウイスキーのままでした。一方、白州12年はスモークチーズのようなスモーキーな香りがするとともにパンチの効いた味わいのするウイスキーです。個人的にはべたではありますが、やっぱり山崎12年が一番好みに合いました。
同じ会社のモルトウイスキーが蒸留所を変えるだけでここまで大きく味わいを変えるというのはウイスキーの醍醐味といえるでしょう。個人的には本格焼酎でもこうした違いをもっと引き出せるように樽熟成に関する国税庁指導を一日も早く撤廃して欲しいと強く願います。
おみやげとして「山崎蒸留所」という頂きましたが、山崎蒸留所限定販売品のようです。また、今回、大沢氏が調合したウイスキーは「謎 2007」として4ヶ月の後熟期間を経てサントリーの通信販売サイトで販売されます。現在、こちらで予約受付中のようです。名だたる強豪を倒して2度目の栄冠に輝いたウイスキーがどんなものか、呑むのが大変に楽しみですね。

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