青酎が青ヶ島で飲めないとは......

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幻の焼酎「1杯」の悲劇 青ヶ島「青酎」注文殺到

本格焼酎ブームで様々な焼酎が原酒切れを起こしており、出荷調整に入っています。さつま白波の薩摩酒造や黒霧島の霧島酒造といった大手のいも焼酎蔵でも同様な状況です。この記事で取り上げられている伊豆諸島に位置する青ヶ島で生産されている青酎も例外ではなく、品切れを引き起こしているようです。
今まで誰も見向きもしようとしなかった本格焼酎、特に島酒に衆目が集まるのはよいことです。偏見などで見向きもされなかった時代に比べれば天と地の差があります。

しかし、問題なのは、この記事中にある

青酎が引っ張りだこになっているため、島民は八丈島産の焼酎を飲んでいる人が多いという。島民の1人は「青酎を飲んでいるのは、島外の人と造っている人だけ。島酒が生活から離れていくのは寂しい」と話した。
の部分です。
さつま白波も黒霧島も出荷調整とはなっていますが、地元で味わえないなどということはありません。他の本格焼酎も同様です。ところが、この青酎は本来「地酒」であるべき本格焼酎が地元で味わえないという本末転倒な状況が発生しているわけです。これでは本格焼酎の健全な普及は無理です。青ヶ島の焼酎生産者の皆さんにも様々な考えや状況があって、今のこういう事態になっているのだとは思いますが、島の酒が島で飲めないという状況だけはどうにか回避してほしいと思います。地元に足のつかない販売は、本格焼酎の健全な普及と青ヶ島のイメージアップの妨げになると思います。

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