これで納得!焼酎の種類がすべて判る!

6.黒糖焼酎はどんな焼酎ですか?

黒糖焼酎は黒糖と主に米麹を利用して仕込まれる焼酎となります。実は、黒糖を使用した酒類は通常リキュール類などに該当し、税率が焼酎とは異なる高税率となります。しかし、日本復帰前から奄美諸島で生産され、名物となっていた黒糖焼酎を何とか生かすために

  • 必ず麹を使用して仕込むこと
  • 大島税務所管内のみの特例とする

という2点の条件で特別に認可されました。そのため、他の焼酎が法律的には日本全国で生産できるのに対して、黒糖焼酎は奄美諸島でしか生産できない特別な名産品となっています。

砂糖に由来している黒糖焼酎は黒糖独特の香りと甘い味わいが特徴です。焼酎ですから当然糖分は一切含まれていません。そのため、女性に人気が高く、注目されています。

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7.そば焼酎はどんな焼酎ですか?

1973年に雲海酒造によって初めて開発されたそば焼酎は、麦焼酎とともに第一次焼酎ブームの牽引役となりました。現在では長野や北海道といったそばどころを中心に全国で作られています。そば焼酎は、ほのかにそばの香りが漂い、舌の上にそば独特の甘さが残る焼酎です。そのため、ロックが大変に美味しく「そば焼酎といえばロック」という人も多くいます。ロックだけでなく、おそばを茹でた茹で汁であるそば湯で割ると上質のそばを食べているような心地がします。

蒸留をしているとはいっても、そば焼酎はそば由来の焼酎ですので、そばアレルギーをお持ちの方は飲み方や体調に十分ご注意ください。

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8.栗焼酎はどんな焼酎ですか?

現在では全国各地で生産されるようになった栗焼酎は、そば焼酎と並んで歴史の浅い種類に属する焼酎です。栗のホクホクした甘みが特徴の焼酎で、主にロックで飲まれています。米麹や麦麹と掛け合わせることが多く、麹まで栗を使用した焼酎は今のところまだ発売されていません。

もともと栗を使った焼酎は、1975年に宮崎県延岡市の佐藤焼酎製造場が地場産の栗を使った焼酎の製法を確立、1976年から「三代の松」という銘柄で販売を開始したのが発祥です。
その後、1982年には兵庫県丹波市の西山酒造場が地元の特産品である丹波栗を用いた栗焼酎を発売、さらに1985年に高知県高岡郡四万十町の無手無冠が地元の北幡栗を使った「ダバダ火振」を発売します。現在では、栗の産地で製造され、一般的になってきました。

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9.泡盛はどんなお酒ですか?

沖縄で作られる伝統の蒸留酒が泡盛です。泡盛という名称から焼酎とはまた違ったお酒だと思われている方も多いのですが、製法も税法上の種類も泡盛は焼酎の一種類と分類出来ます。泡盛は黒麹菌という麹菌を米に付けて作られることが条件となっており、主にタイ米で醸し出されています。また、他の焼酎がまず麹を発酵させ、そこへ原材料を投入して二次発酵を行うのに対して、泡盛は黒麹菌をタイ米に付け、発酵させ、それをそのまま蒸留する一次仕込み・全麹という手法が用いられます。

泡盛の特徴は「古酒」(クースー)にあるといっても良いと思います。最近でこそ、他の焼酎でも長期熟成させた「古酒」(こしゅ)が出回るようになりましたが、もともと長期熟成させるという考え方は泡盛が一番根強くあります。これは何かお祝い事があったり、節目となる出来事があった際に泡盛を甕に入れ、保存しておくという琉球地方の習慣があったためです。第二次世界大戦で沖縄は焦土と化し、琉球王朝時代から延々と受け継がれてきた伝統の古酒もほとんど破壊されてしまいましたが、現在でもこうした習慣は残っており、100年後の子孫にこの伝統と平和を伝えるべく「百年古酒」という運動も行われています。

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