全国各地でいも焼酎が生産される日は来るのか?

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県内初のイモ焼酎が飯島町で誕生へ
県内で初挑戦のイモ焼酎造り 草津の太田酒造※ここでいう草津とは滋賀県草津市のこと。
上は長野日報で下は中日新聞の記事です。いも焼酎がブームということで各地でいも焼酎を作ろうという動きが出ています。いも焼酎といえば鹿児島と宮崎が一大生産地ですが、主に使われているのは黄金千貫(コガネセンガン)という芋です。長野は黄金千貫を利用していも焼酎を仕込むようです。下の草津市では金時芋を焼酎に転用して生産するようですね。
江戸時代に危機から民衆を救ったサツマイモは日本各地で様々な品種が生産されています。黄金千貫、金時、紅赤(ベニアカ)、紅東(ベニアズマ)、綾紫(アヤムラサキ)、紫優(ムラサキマサリ)、ジョイホワイト、ベニハヤト、紅高系などです。
これらの品種は様々な街で「郷土の味」として親しまれており、例えば徳島を中心に生産されているのは「鳴門金時」と呼ばれる品種で、甘みが高いのが特徴です。また、埼玉の川越では紅赤や紅東を「川越イモ」として名付け、「サツマイモと蔵の街」として町おこしをしています。
私はこうした地に根ざしたサツマイモをぜひ焼酎として味わってみたいと思っています。ですから、今回のような動きは大変に歓迎するところであり、鹿児島から全国に広がったサツマイモが今度は焼酎として全国に広がり、民衆ならぬ清酒蔵を救うことになれば、甘藷先生こと青木昆陽先生も喜ぶような気がします。
イモの街として数多くのイモ商品を世に提案し続けている川越産のいも焼酎を早く呑んでみたいなぁ、と思う今日この頃でしたf^^;)

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