ミスト(みすと)

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粉々にした氷(クラッシュアイス)をグラス一杯に入れ、そこへ焼酎を注ぎ込む飲み方のこと。通常はクラッシュロックということが多いが、樫樽等で貯蔵した度数の高い焼酎の原酒を用いる場合にはミストと呼び分けるケースが多い。ミストという用語は、もともとスコッチウイスキーの本場であるスコットランドのパブで用いられており、これが焼酎にも流用されたものである。2007年頃に球磨焼酎の蔵元である寿福酒造が、昔ながらの手法である直接燗つけ(直燗)した25度の球磨焼酎を本格焼酎ブーム以後に普及したロックで飲むという伝統と革新を併せ持った手法として、全国各地で開かれている焼酎の会で紹介したことから市民権を得た。その後、燗つけしたものだけでなく、常温の焼酎や冷凍庫で冷やした焼酎を割るスタイルも取り入れられ、近年急速に普及し始めている。
関連語⇒オン・ザ・ロック(おん・ざ・ろっく)直燗ロック(じきかんろっく)クラッシュロック(くらっしゅろっく)フロート(ふろーと)トワイスアップ(とわいすあっぷ)

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