夏焼酎花盛り

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今年も夏焼酎の季節がやってきました。

そもそも夏焼酎は2011年に大分の藤居醸造が発売した「ふんわり涼やか 特蒸泰明」が最初で、その後に宮崎県の柳田酒造・渡邊酒造場・小玉醸造(以下この記事では三社)が2012年に始めた焼酎の企画です。夏にあわせたさわやかなラベルとロックで美味しい特別な仕込みをした焼酎を「夏の○○」として販売しています。夏向けの焼酎という革新的な試みをあえて宮崎伝統の20度で出すというところにこの企画の妙があるといえます。

その後、三社の企画に触発されて鹿児島県内の大手蔵元などが夏限定低アルコール度数焼酎のラインナップを「夏焼酎」として発売を始めましたが、こちらは通常の25度の焼酎を単純に度数を落としているだけ銘柄が多く、夏専用の仕込みをしているケースはあまりない状況でした。2014年に入りましてそれぞれの蔵が夏向けに仕込み方を変えたり、ブレンドを行ったりして、夏に飲んでもらうことを前提とした商品開発が進められています。

「焼酎」はもともと夏の季語ですし、先行三社の「夏のまんねん」「夏の赤鹿毛」「夏の潤平」は今年も大変に美味しい仕上がりになっているそうです。また、鹿児島の大手蔵の夏焼酎を集めた夏焼酎飲み比べセットもあわせて楽しみ、夏の厳しい暑さを乗り切りましょう!

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