ニューヨーク初の焼酎・泡盛利き酒コンテスト開催

リンク: ニューヨークで「焼酎と泡盛 利き酒コンテスト」初開催へ-舌の記憶力競う – ニューヨーク経済新聞.

アメリカ・ニューヨークで本格焼酎と泡盛の利き酒コンテストが始めて開催されます。アメリカではアルコールに関する規制が大変に厳しく、日本で想像する以上にこうしたアルコールにまつわるイベントを開催するのは難しいことなのですが、今回は一年掛けて準備をしてきたことで認められたようです。
第三次焼酎ブームが終わり、焼酎蔵の今後を考えると日本国外での普及というのは重要なことになってきます。特に現在は韓国メーカーがSojuの積極的な輸出を行っており、諸外国ではSojuとShochuを同一のものだという認識が広がりつつあります。Sojuが日本の酒税法でいうところの「連続式蒸留焼酎」なのに対して、Shochuは「単式蒸留焼酎」であり、またSojuは糖類や香料が添加されているのに対して、Shochuはそうした添加は現在では一切ないなど、大きく違う酒類です。輸出の利便性から日本の焼酎蔵の中にはShochuをすでに普及が進んでいるSoju扱いで輸出しているケースも存在していますが、それでは日本のShochuブランドが確立できないどころか、連続式蒸留で安価に出来るSojuに価格面などで対抗され、結果として撤退の憂き目を見かねない危険な行為です。時間がかかったとしても今回のようなイベントを通じて、SojuとShochuは大きく異なるのだということを啓蒙・普及させていってほしいと願います。

2012/02/14追記.一部で今回のイベントを「ニューヨーク初の焼酎試飲会」と報じているケースがありますが、焼酎の試飲会は例えば当BLOGでも2004年6月7日に「ニューヨークで本格焼酎の試飲会」としてご紹介した企画のようにこれまで多数実施されています。今回は試飲会として初めてなのではなく、利き酒コンテストという一般参加型のイベントとしてはじめて、ということになりますので、お間違いのないようにお願いします。