FOODEX JAPAN 2008レポートの第7回目は琉球泡盛関係ブースからまず3蔵です。
1.(株)比嘉酒造
昨年は(資)比嘉酒造、今年は会社組織変更によって株式会社比嘉酒造さんはメイン商品の島唄を中心に定番となった「まさひろもろみ酢」を並べておりました。そして、今年はこれらに加えて梅酒とタンカンのリキュールを出展していました。梅酒もタンカンもベースは比嘉酒造さんが醸されている泡盛で、特に梅酒は1年しっかりと寝かせたそうで、甲類焼酎ベースの梅酒とは違って、アルコールの角が取れて大変に丸い味わいの美味しい梅酒になっていました。タンカンのリキュールはタンカンの風味が感じられてこちらも絶品でした。泡盛の切り口としては大変に面白くて美味しい商品だと思います。
2.久米仙酒造
昨年は米酢「三年熟成 黒麹造り米酢」が印象に残った久米仙酒造さんですが、今年も昨年同様に「久米仙」の飲み比べを行っており、度数やタイプの違いによる泡盛の奥深さやラインナップを強調されていました。
3.ヘリオス酒造
ヘリオス酒造さんは「くら」がで有名ですが、今年は紅芋で醸された「紅一粋」という芋焼酎をメインとする展示をされていました。紅芋は沖縄県の特産品で、この紅芋焼酎も沖縄県内の契約農家が栽培した紅芋のみを使用しているとのことです。黒麹で仕込んだ紅芋焼酎は香りが華やかでありながら香ばしさもあり、泡盛蔵が醸した芋焼酎という感じのする美味しい芋焼酎でした。
次回も琉球から泡盛蔵を2つとラム酒の蔵をご紹介します。
FOODEX JAPAN 2008 レポート7~(株)比嘉酒造・久米仙酒造・ヘリオス酒造~
この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています。