FOODEX JAPAN 2008 レポート2~楽丸酒造・紅乙女酒造・西吉田酒造~

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FOODEX JAPAN 2008 レポート2は、まず鹿児島・沖縄以外の蔵元から「久留米地域地場産業振興センター」の合同ブースに出展していた3蔵を紹介します。
1.楽丸酒造
楽丸酒造さんはサッポロビールの子会社なのですが、久留米の合同ブースで出展している点からも地元密着の姿勢が伺えます。従来から発売していた「和ら麦」という白麹麦焼酎に加えて、3月5日に発売されたばかりの「黒和ら麦」も並べていました。「和ら麦」がすっきりしているのに対して「黒和ら麦」は麦の香ばしさが前面に出ている焼酎でした。これから居酒屋さんに展開していくとのことで楽しみです。なお、「和ら麦」は居酒屋卸のみだそうですが、「黒和ら麦」は一般店頭売りもされるそうです。
2.紅乙女酒造
楽丸酒造さんの隣に顔を出していたのが胡麻焼酎で有名な紅乙女酒造さんです。今回も胡麻焼酎の元祖としておなじみの「胡麻祥酎 紅乙女」と「筑紫次郎」という麦焼酎が並べていました。基本的に紅乙女酒造さんはきちんと貯蔵したロックで美味しい焼酎を世に問うというスタンスです。きっちりと毎年味を変えることなくまとめているのはさすがの技術力だと思います。
3.西吉田酒造
久留米合同ブースにはもう一蔵、西吉田酒造さんが出ていました。安くて美味しい焼酎と評価の高い「つくし」はあえて並べず、「和泉の杜」「釈云麦」「金印物語樽」「にんじん焼酎」「かぼちゃ焼酎 オニウシ」「和泉の杜」などを並べ、つくし以外にも美味しい焼酎をつくっているというところをアピールされていました。「釈云麦」は常圧無濾過麦焼酎だけあって、お湯できっちり割って呑みたい焼酎で、にんじんやかぼちゃはそれぞれの甘みがほんのりと口に残る焼酎でした。「和泉の杜」はすっきりとしながらも甘さがしっかりと舌に残る米焼酎です。いずれの焼酎も「食中酒」というコンセプトで醸されているそうで、確かにどの銘柄も刺身や焼き魚をつまみながらゆるゆると呑みたい焼酎でした。
次回は九州以外の3蔵をレポート致します。

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