ジョイホワイト(じょいほわいと)

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芋焼酎用の原料芋として開発された品種。九州76号に九州89号を交配させて作られた品種でデンプンの歩留まりが高い。独特の香味を持った軽いタイプの焼酎ができるが、似たような味わいになってしまうという特徴もあり、どっしりとした芋焼酎が好まれていた本格焼酎ブームの折にはあまり広がりを見せなかった。さらに蔵元が様々な工夫をしたものの変化に乏しかったという状況から一時期ジョイホワイトを使用した銘柄はかなり減少した。近年、夏の焼酎としてそのさっぱりとした特徴が見直されたほか、仕込み方法の工夫、特に従来の黄金千貫を用いた芋焼酎では使用しにくかった酵母を用いるなどの見直しにより、少しずつ使用銘柄が増えてきている。
関連語⇒黄金千貫(こがねせんがん)サツママサリ(さつままさり)

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