FOODEX JAPAN 2008 レポート3~木内酒造・吉村秀雄商店・喜久水酒造~

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FOODEX JAPAN 2008 レポート3は、九州以外の3蔵を紹介します。
4.木内酒造
茨城県にある蔵元です。元々清酒の蔵元ですが、展示自体は地ビールがメインでしたが、今年も米焼酎「木内」を出されていました。毎年きっちりと味わいのある焼酎を出してくるところにこの蔵の技術力を感じます。
5.吉村秀雄商店
和歌山県の合同ブースでは「鉄砲隊」という清酒で知られる吉村秀雄商店さんが米焼酎「黒潮波」を出されていました。「黒潮波」は15年間熟成させたうえで出しているという点からもブームなどという短いスパンで企画されたわけではないことが良く判ります。長期熟成された米焼酎の美味さを存分に感じさせてくれました。必ずしも美味しい日本酒を造る蔵が美味しい米焼酎をつくることが出来るわけではないのですが、「黒潮波」は「鉄砲隊」という旨い清酒の良さを存分に引き継いだ米焼酎だと思います。
6.喜久水酒造
長野県の合同ブースでは「喜久水」が東京でも著名な喜久水酒造さんが顔を出していました。伊奈産のサツマイモを使用した「風太」やそば焼酎「信州そば二八」、「こだわり梅酒」を出品していました。「信州そば二八」は米麹2にそばが8と「二八そば」のような作り方をしているそうです。さらに味を追求したところ、度数も28%という度数になったとか。生で頂きましたが、これはそば湯で割ったらきっと大変に美味しいそば焼酎になるのだろうな、という予感をいだきました。また、米焼酎に地元の小梅(竜峡小梅)で漬けた「こだわり梅酒」も本格焼酎ベースだけあって、マイルドで梅の良さが引き出されていた一品に仕上がっていました。
次回は鹿児島の蔵元から薩摩・本坊・田苑の3酒造をレポート致します。

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