FOODEX JAPAN 2007 レポート3~薩摩酒造・本坊酒造・田苑酒造~

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FOODEX JAPAN 2007のレポート3回目は鹿児島の蔵元から3ブースをお伝えします。

1.薩摩酒造
このBLOGをご覧の方ならばおそらく皆様ご存じであろう、さつま白波の蔵元です。前割りして寝かせておいたさつま白波を黒ぢょかで燗つけして供するコーナーやお湯割りの美味しい割り方など、ブースは全体的に鹿児島の焼酎文化を伝えようという内容となっておりました。また、原材料となるサツマイモは薩摩半島南部で採れたものだけを使用しているという点も強調されていました。南薩摩だけとなると安定供給という視点でなかなか大変なのではないかと話したところ、確かに大変ではあるがそこは譲れない一線なのであると強調していたことが印象的でした。数年前から「枕崎」という銘柄を販売しているそうですが、これも南薩摩へのこだわりであるとのことです。確かにウイスキーでは蒸留所の地名を付ける商品は数多く存在していますが、本格焼酎にはいままであまりなかったように思えます。この商品がこうした地名商品の先鞭となっていくとなかなか面白い、と思います。

2.本坊酒造
このBLOGでも既報ですが、平成18年度鹿児島県本格焼酎鑑評会の「甘藷の部」で黒麹桜島が総裁賞代表受賞となった蔵です。本坊酒造さんはマルスワイン・マルスウイスキーも作られているのですが、全体としては本格焼酎に関する内容の多いブース構成となっていました。こちらでも鹿児島の焼酎文化を伝えようという展示となっており、プロモーションDVDの配布もされていました。拝見しましたが、製造工程のみならず芋畑の風景もしっかりと映像にしており、農作物の延長にある本格焼酎ということを強調する内容となっていました。

3.田苑酒造
田苑を醸している蔵元です。平成18年度鹿児島県本格焼酎鑑評会の「甘藷の部」で杜氏代表受賞となりました。基本のコンセプトは常圧で旨い焼酎作りを心掛けているとのことでした。今年は昨年11月に新発売の黒麹で仕込んだ麦焼酎「田苑麦 黒麹」を展開されるそうです。少し頂きましたが香ばしい薫りと麦の甘さが引き立つ美味しい焼酎でした。減圧ではなく常圧だそうで、さらに壱岐焼酎のように米麹仕込みでした。ロックではなくお湯にこだわるというのも頷ける味わいでしたのでお店で見掛けられたらぜひ試してみて欲しいと思います。麦焼酎のイメージが結構変わると思います。

4回目は鹿児島の蔵元の続きをレポート致します。

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