平成17酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会審査行われる

リンク: Aptiva野郎の焼酎日記: 1月20日に飲んだ焼酎 平成17酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会審査.

今年も鑑評会の時期がやってきました。昨年仕込まれた本格焼酎の出来を知ることのできる一年に一回の盛大なイベントです。

ちなみに平成16酒造年度の鹿児島県本格焼酎鑑評会各部門の総裁賞代表受賞の蔵は以下の通りです。()内は受賞銘柄。

  • 甘藷の部......薩摩酒造さつま白波
    ※薩摩酒造は各蒸留所から出品されていますが、今回の受賞は頴娃蒸留所開聞蔵。

  • 黒糖の部......朝日酒造(朝日

  • 米・麦の部......焼酎蔵薩州濵田屋伝兵衛(兼重
また、総裁賞代表受賞で表彰状を受け取ったのは黒糖の部で代表受賞をした朝日酒造でした。

今年はどこの蔵が受賞するのでしょうか。楽しみなところです。
※現在、鹿児島県本格焼酎鑑評会は米の部と麦の部を合わせて総裁賞代表受賞を決定しているそうです。誤った記載となり、関係各位にはご迷惑をおかけいたしました。

第5回 清酒が復権する2つの前提

久々に「シリーズ/清酒の今後を考える」を書いてみます。

リンク: 焼酎ブーム巻き返せ、ライバル灘・伏見の酒が連携PR : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

この記事を見る限り、ではありますが、どうも違和感を感じてならないのです。清酒が飲まれなくなったのは時代背景が変わったということよりももっと根本的なところではないかと思うのです。

では清酒の復権に必要なものとはなんでしょうか。これは「呑みやすくて美味しい」という単純なことだと思います。

まず、呑みやすさですが「いつでも気軽に」が重要です。清酒はどうしても「冷蔵庫で保存するのは面倒」「足が速いから一升は多すぎる」となりがちです。最近はカップ酒が人気ですが、冷蔵庫で保存しやすくてちょっとしたときに気軽に呑めるから人気なのです。本格焼酎も「直射日光にさえ当てなければ常温保存で問題ない」という手軽さが人気の一因でしょう。清酒ももっと保存が楽で気軽においておける商品にすることも考えていくべきであると考えます。実際に蔵元の中には作りをしっかりとしているために常温で置いておく方がうまくなる清酒を出しているところも出てきています。

次に美味しいという点ですが、これは以前からこのシリーズで書いているように三増酒や安易なアルコール添加を止めることです。清酒の基本は純米酒であるということに立ち返り、精米歩合はそれほど高くない純米だけれども美味しい清酒を仕込む、そしてアルコール添加をするときは自分たちの蔵で作った米焼酎や粕取り焼酎を適量使用する、これだけで味に対する評価はだいぶ変わるはずです。

こうした努力を業界全体で行っていけば「焼酎は臭い」というイメージが変わったように清酒に対するイメージも変わることでしょう。せっかく努力をするならばこうした努力をしてほしいと切に願います。